「商談や会食で“できる人”と思われたい。」
「でも、カフスの選び方や合わせ方に自信がなくて、つい無難なものばかり選んでしまう。」

そう感じている方は多いかもしれません。

カフスはビジネスシーンにおいて“格”や“センス”を静かに伝える最強の小物。

正しく選び、着こなすことで、取引先や同僚に一目置かれる存在感を演出できます。

この記事では、スーツやネクタイにすでにこだわりのある30〜40代の営業職・管理職の方に向けて「TPOに合ったカフスの選び方」「避けたいNG例」「スーツとのコーディネート術」さらには「一目で格上に見せる高級ブランド」まで、イメージコンサルタントが実践的に解説します。

Contents

カフスはビジネスで活躍するために持っておきたいアイテム

カフス

商談で差がつくのは、意外と小物の使い方です。

ここでは「第一印象を左右する小物の力」と「カフスが伝える身に着ける人の人柄」についてお伝えします。

第一印象を左右する小物の力

ビジネスの現場では、第一印象がその後の信頼関係に大きく影響します。
その第一印象を左右するのが、身だしなみ。中でもスーツやネクタイと違い、さりげなく見えるカフスは「細部にまで気を配れる人かどうか」を相手に伝えるサインになります。

特に営業職や管理職など、人前に出ることが多い立場の人ほど、そうした小物の力を侮ることはできません。
無意識のうちに「印象に残る人」として選ばれるためには、こうした小さなアイテムで差をつける視点が重要になります。

カフスが伝える身に着ける人の人柄

スーツスタイルの中で目立ちにくいと思われがちなカフスですが、実は身に着けている人の“きめ細やかさ”や“信頼感”を語る大切なパーツです。

名刺交換や資料の手渡しなど、袖口が視線に入る場面は思っている以上に多く、そこでカフスが見えると「細部まで気を遣える人」「仕事にも抜かりがない人」という印象を与えることができます。

相手に安心感や信頼感を与える小さなアピールポイントとして、カフスを取り入れることは、ビジネスパーソンにとって大きな武器となるのです。

営業マンにおすすめのカフスデザインと避けたいNG例

NG

カフスをビジネスシーンで使いたいと思っても、どんなカフスを選べば好印象に見えるのか迷いますよね。

この章では、素材やデザインの選び方を解説します。

・素材で印象が変わる!ステンレス・シルバー・ゴールドの違い
・好印象を与える営業マン向けカフスとは
・実はNG?ビジネスに不向きなデザインの特徴

基準を知れば、迷わずカフスを選べて、印象も変わりますよ!ぜひチェックしてくださいね。

素材で印象が変わる!ステンレス・シルバー・ゴールドの違い

カフスは、素材で見た目の印象が変わります。下記、素材別にまとめましたので、自分の立場や伝えたい印象に合わせて選びましょう。

・ステンレス製カフス
控えめで実用的、堅実さや誠実さを印象づけたい場面に向いています。
・シルバー製
知的さや清潔感を演出しやすく、どんなスーツとも相性が良いため、営業職には最も無難で好印象な選択です。
・ゴールド製
華やかさや高級感を与えます。派手すぎると悪目立ちする場合があるので注意が必要しましょう。

好印象を与える営業マン向けカフスとは

営業マンにとって重要なのは、「清潔感」と「信頼感」。
シンプルなラウンド型やスクエア型のカフスで、装飾が控えめなデザインは、誠実で落ち着いた印象を与えるのでおすすめです。
色はシルバーやネイビー系がスーツに馴染みやすく、初対面でも好感を持たれやすいでしょう。

装飾にストーンやブランドロゴが入ったものは、選び方を間違えると軽薄な印象になる可能性があるため、基本的には無地やごく控えめな装飾のものを選ぶのが無難です。

目立たせるのではなく「自然と目に留まる上品さ」のあるカフスを選びましょう。

実はNG?ビジネスに不向きなデザインの特徴

一見おしゃれに見えるカフスでも、ビジネスシーンではNGとなる場合があります。
例えば、キャラクターものやカラフルすぎるデザイン、極端に大きいサイズのものはカジュアルな印象が強くなり、相手に違和感を与えかねません。

また、自己主張の強いブランドロゴが前面に出たカフスも、「見せびらかし」のように捉えられる可能性があるため注意が必要です。

営業職は「相手に合わせた装い」が基本。自分の好みよりも、TPOを意識して相手からどう見られるかを常に考えた選び方が求められます。

イメージコンサルタントが解説!カフス×スーツの着こなし術

カフス

カフスは、スーツやほかの小物との組み合わせがよくないと本来の魅力が発揮できません。

色合わせや統一感を意識することで、印象が格段に良くなります。

ここでは、下記についてお伝えします。
・カフスとスーツの基本ルール
・小物と統一感を出すテクニック
・成功するビジネスマンのカフスコーディネート例

パーソナルカラー、骨格診断などの資格をもつ、イメージコンサルタントが解説していきますよ!

カフスとスーツの色合わせの基本ルール

カフスとスーツを調和させるためには、まず「色の系統」を合わせることが大切です。コーディネートをまとめるには、使う色は3色以内と覚えておきましょう。

さらにビジネスシーンであれば、2色以内(濃淡は同色と考える)にとどめると落ち着いた印象になります。

例えば、スーツがネイビー系なら、カフスも同系色のブルー、青みのあるシルバーを使うと自然にまとまります。
着る人を選ばないグレーやブラックのスーツには、基本どの素材も合いますが、華美過ぎないシルバーや同系色の黒系の落ち着いたカフスが好相性です。派手な色や光沢の強すぎる素材はビジネスの場では浮いてしまうため、使う場合は全体のバランスを考えて選びましょう。

特に初対面が多い営業職では、「悪目立ちしない配色」が信頼感を生む鍵になります。

小物と統一感を出すテクニック

スーツとの組み合わせだけでなく、他に身に着ける小物との相性も考慮すると一段と素敵に見えます。
なので、ネクタイピンや時計、ベルトなど他の小物と色や素材感を統一しましょう。

例えば、普段身に着けている時計がシルバー系なら、カフスも同じくシルバーでまとめると自然な統一感が出ます。
ベルトのバックルやタイピンの仕上げがマットであれば、カフスもツヤを抑えた仕上げにすることで全体のバランスが整います。

こうした「統一感のある装い」は、一目置かれる印象を与える大きなポイントとなります。

成功するビジネスマンのカフスコーディネート例

実際に信頼を得ている営業マンや管理職層の間では、カフスを「控えめで上品なアクセント」として活用している人が多く見られます。

例えば、こちら。

コーデ1

白・黒のシャツ、黒ネクタイにシルバーのタイピンとカフスを合わせたコーディネートです。

着る人を選ばない無彩色でまとめていて、カフスとタイピンにワンポイントで小さなストーンがついている点が共通です。シンプルだけど、さりげなくオシャレを楽しんでいて細部まで気を抜かない人だなという印象を与えられますよね。

次は、こちら。

コーデ2

表面積の大きいシャツとネクタイに白と黒を使い、シルバーのカフスとタイピンを合わせたスタイル。カフスとタイピンについているのが、ラピスラズリと呼ばれる天然石。シルバーはどちらもつやのある素材で、素材感を統一したコーディネートです。

天然石は、よく見ると一つ一つ表情が違うので、さりげなく個性も主張できるのが嬉しいですね。

大切なのは、あくまで「主張しすぎないセンス」を意識すること。スーツスタイルの中に自然に馴染むカフスを選べるようになると、成功するビジネスマンにグッと近づきますよ!

高級感を演出するカフスブランド特集

高級感

一目で“できる男”と印象づけるには、品格のあるブランドのカフスを身に着けるといいですよ。

ここでは、次の2つについて解説します。
・ビジネスシーンに映える高級ブランドとは
・高見えブランドと価格帯

当ブログを運営するメンズアクセサリー専門店「カフスマニア」で取り扱っているものからセレクト!

選ぶブランドが明確になりますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

ビジネスシーンに映える高級ブランドとは

ビジネスの場で一目置かれる存在になるために、高級感のあるカフスで品格を表現してみましょう。

高級ブランドのカフスは、デザインや素材感から、着用者のセンスやステータスを引き立ててくれます。

カフスマニアで扱うブランドで特におすすめなのは、mira schon(ミラショーン)。

ミラショーン

シンプルでベーシックなデザインですが、ストーンの輝き、フォルムの曲線の滑らかさなどが各段に美しいのが特徴です。mira schon(ミラショーン)には、カフスだけでなくタイピン、ループタイなどもあり、カフスと同様に高級感があって揃えると素敵な印象になります。

カフスマニア mira schon (ミラショーン)コレクションはこちら

商談やプレゼンテーションなど重要なシーンで身に着けると、自信に繋がり心強い味方となるでしょう。

また、袖元から漂う高級感が相手に信頼感や安心感を与え、良好な関係構築にもつながります。

おすすめの高見えブランドと価格帯

高級なカフスを買いたいけれど、ちょっと金銭面が気になる…という方もいらっしゃるかもしれません。

カフスマニアでは、高見えするブランドカフスも豊富に取り扱っていますよ。

例えば、KIETH(キース)。

KIETH

シンプルなデザインがメインで、ビジネスシーンに最適です。シルバーが多いですが、中にはガンメタリックのマットで個性的なカフスもありますよ。

ブランド品で、見た目に高級感がありますが、価格帯は5,000円程度。とても人気があって、よく売れている商品ばかりです。”

値段を抑えたカフスは、忙しく動き回る営業マンにとって気軽に使いやすいメリットもあります。高級感も利便性も叶えられるのはうれしいですよね。

カフスマニアでは、今回紹介したmira schon(ミラショーン)やKIETH(キース)のほかにも多数ブランド品を取り扱っております。
また、ノーブランド品であっても、リーズナブルでビジネスで使えるカフスがそろっています。ぜひ、希望に合ったカフスを見つけてみてはいかがでしょうか。

カフスマニアのカフスコレクションを見る

“できる男”は袖口で語る

袖で語るカフス

スーツやネクタイにこだわる人こそ、ぜひ意識したいのが「カフス選び」です。
さりげない存在感でありながら、見る人には確実に伝わる“品格”や“信頼感”を、カフスは静かに表現してくれます。

素材や色、形に気を配り、スーツや小物との統一感を意識するだけで、袖元から醸し出される印象は大きく変わります。
また、ビジネスシーンで一目置かれる高級ブランドや、手頃に高見えするブランドを活用することで、TPOに合ったスタイルを無理なく演出することも可能です。

ぜひ、ビジネスシーンのカフス選びの参考にしてみてください!

「カフスの止め方」、「ビジネスマナーとしてのカフスの使い方」など、カフスの基本的な使い方とマナーについては

次の記事を参考にしてくださいね。

【初心者向け】カフスの基本のつけ方を解説!袖口のオシャレを楽しもう! | 男のお洒落小物

【知らないと恥ずかしい】結婚式でのカフスボタンマナー!新郎新婦に祝福の意を込めて | 男のお洒落小物